K＠Blog－更新のフリをした日記2

ネタバレ注意と言いつつ未体験者の楽しみを削いではならんので
クリティカルな部分を回避した結果、こんな構成になった。

「あ、さくらさん。おはようございます」

ででででででﾃﾞﾀ━━━━━━━━m9( ﾟ∀ﾟ)人(ﾟ∀ﾟ )9m━━━━━━━━!!
あ、あ、あ、朝倉妹ッ！！！！

「あ……」
さくら「や！　おっはよー、ココちゃん」

> 名前なのかあだ名なのか、それとも苗字の一部なのかわからないけど、
> 彼女は『ココちゃん』というらしい。

おあああああーーーーーーーーーーーーーーーー
コ……コココココちゃんではありませんか！！
まさか魔法から一番遠い彼女が現れるとは！！
南條愛乃さん出演はこの伏線だったんだなッ……！

「あ、さくらさん。おはようございます」

（俺放心）

　◆

> 極めて主観的な話をすれば俺は、直前に経験した4月末ではなく、前年の10月から継続している俺のままだということになる。
> では4月まで続いた『俺』はどうなってしまったのか？
> リプレイヤーである葵ちゃんから見れば、すべてがリセットされてしまったように思えるだろう。
> その観測が正しければ、そこまでの俺は消えてしまったことになる。
> ……果たして本当にそうだろうか？
> 実はその俺はその俺で、分岐する未来の中で今も元気にその世界をいきてるんじゃないか？

な、なるほど。
『あり得たかもしれない可能性』ではなくて、『全部あり』であると。
これは斬新な新解釈。

シャルル「よ～し、がんばるぞ～！」

遂にｷﾀｷﾀｷﾀｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ≡(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)≡ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
シャルルルートでさえこの台詞は1度も出なかったので、
宣伝用の釣りかと思っていたよッ！！！！

　◆

「誰が清隆のお嫁さんになるか、よ」
「だってさ、陽ノ本さんの話だと、清隆は私だけじゃなくて、シャルルや姫乃、サラ、陽ノ本さんとまで付き合ってたんでしょ？」
「つまり潜在的に、清隆はみんなのことを好きなわけで、この浮気者」

ふはははは！
こんな形で解釈を具現化するとはやってくれる！
「あり得たかもしれない可能性」をループさせることで、「全部あり」にしてしまう！
こんなハーレムエンドがあるかよｗ
これはやってくれる！
初音島世界のハーレム状態も合点だよ！

――そして迎えた結末。

「MOVIE MODE」と「INTERVIEW」が追加。全シナリオ制覇の証。
ということで、これにてコンプリート！

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総括。
初音島を離れた完全なる魔法世界をストーリーのメインに据えながら、
しっかり物語は「ダ・カーポ」であり、かつ、
ヒロインのストーリーを全部通らないと辿りつけない結末という構成は秀逸。

良く見事に「D.C.II」の続編を作り上げたものだと。
「さくら」の物語に続きを描いたものだと。
明示されなかったものの、さくらの“ルーツ”が描かれたのは素晴らしい。
その点は絶賛したい。

絶賛するという前提で、
「風見鶏」編と「初音島」編のつながりは正直、強引さが否めないというか。
誰しもが釣られたであろう『芳乃シャルル』がなぜ芳乃なのか、
まるで明かされていないし（偶然、で片付けるにはあまりに恣意的）
これはほかのキャラクター（清隆含む）にしても同じこと。

初音島編が「プロローグ」だけというのも残念。
美琴、美夏、ゆず、夕陽はホントちょい役だったし、
公式webにも出ている初音島世界の四季に至っては回想のみ。
逆説的に言えば、彼女らが登場する派生作品が用意されているのか――

次なる期待はコンシューマキャスティング展開、
そしてTVアニメ化。
こうして曲芸商法に乗せられていくのであろう。
ではその手のひらの上で踊ってやろうではないか！

【評価まとめ】
★★★☆☆　リッカ・グリーンウッド
★★★★☆　シャルル・マロース
★★★☆☆　サラ・クリサリス
★★★★☆　葛木姫乃
★★★★★　Zero/Da capo

大外れもなかったけど、前作のアイシア・さくら越えはなかった。
派生作品に期待。

Amazon特典のドラマCDは貴重な初音島での一幕。だけどホントにおまけ。初音島編で派生作品いくらでも作れそう

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美琴「あたしのルートは用意されていません、残念でしたー」

これはこれは、ご丁寧に。ありがとうございました。

ホントにfin. 久しぶりにだかぽ語りしたいので感想超歓迎。