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春のラノベレビュー(88)ソードアート・オンライン9

暦の上では既に春。
そんな春のラノベレビュー、第88回。

05080

「ソードアート・オンライン9 アリシゼーション・ビギニング」(川原礫・電撃文庫)

【ソードアートオンライン9:アリシゼーション・ビギニング】
俺イチオシシリーズ半年ぶりの新刊。
章立て見てひっくり返った。

> プロローグI 人界歴三七二年七月
> プロローグII 西暦二〇二六年六月
> 第一章 アンダーワールド 人界歴三七八年三月

プロローグと第一章しかない、だとッ……?

西暦はこの物語の舞台たる現実世界で、
「人界歴」の方はいわゆる『仮想世界』。

プロローグIに出てくる“キリト”に違和感を持ちつつも、
実に100ページに及ぶ文字通り序章といえる物語。

プロローグIIは慣れ親しんだ現実界。
正直ここで説明される“フラクトライト”の話は
難解で半ば読み飛ばしてしまったのだが、
『仮想世界』の仕組みの解説が
どうも『加速世界』(=アクセルワールド)につながってるような気がして
気になって仕方なかった。
(もちろん意図的にやってるのだろうけど)

2章立てのプロローグと転章、そして新たな仮想世界に迷い込んだキリトが
自らの立ち位置を自覚する第一章冒頭、208ページ目にして、

> ソードアート・オンライン第四部
> [アシリゼーション]

見開きカラー挿絵ですよ。
これは痺れた。
こんなところにカラーページがあるなんて想像もしてなかったんで、
(知っていれば気付きようもあったのだろうけど)
かなり度肝抜かれたわ。

しかし「第四部」とは。
キリト視点の長編でいうところの、
アインクラッド編、フェアリィダンス編、ファントムバレット編に次ぐ話か。
なるほど4番目の仮想世界という理解も出来る。

>「……なに?」
> 不思議そうに瞬きをするその頬に手を伸ばしつつ、内心でアスナとユイに謝罪する。

“謝罪する”ような行為が何なのかは本編ご覧頂くとして、
巻頭絵からして相方が「少年」、今巻ではその手の展開はお預けかと思ったが
そう来たか!

全部読み進めて実に403ページ、
これで“アシリゼーション”と銘打たれた物語はまだ第一章。
起承転結の「起」に当たる部分に過ぎないと来た。

俺が好むサプライズもカタルシスも満載で大満足。
アスナやリーファといったお馴染みのキャラ登場が
望み薄なのはちょっと残念な気もするが、これは続編を期待せざるを得ない。

>「ソードアート・オンライン10」は2010年初秋頃発売予定!

恒例、巻末の予告にはこうある。
氏の刊行ペースは2か月に1度、かつ4月期でアニメ版「アクセルワールド」が、
7月期でアニメ版「ソードアートオンライン」が始まることを考えると、
4月、6月とアクセル新刊、8月がSOA新刊というローテーションだろうか。

うーむ、ずいぶん待たされてしまうが、これを糧にそれまで生き延びるとしよう。


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