夏のラノベレビュー(77)アクセルワールド8/ソードアートオンライン8
遂に77回に達したラノベレビュー。
今回はスペシャルな2冊。
アクセルワールド8(川原礫・電撃文庫)
ソードアートオンライン8(川原礫・電撃文庫)
【アクセルワールド8 運命の連星】
表紙はいつも通り黒雪姫だが、猛威を振るった過去ほどの出番はなく。
(ピンポイントでインパクトを残していくが)
7巻から続き。
冒頭からハルユキ対タクムの戦い。
次いで現実世界でも「イメージ」に目覚めるハルユキ、
そして圧倒的な力を誇るスザクの攻撃の手をかいくぐる逃走劇と
いやぁ、熱い展開が続く。
やはり主人公がある程度カッコ良くないと、
この手の話は盛り上がらないな!
と読み進めていったところでクライマックスでまさかの急展開。
ディザスター編は果たしてどう決着するのか、
遂に刊行ペースに追いついてしまったので、9巻粛々と期待。
【ソードアートオンライン8 アーリー・アンド・レイト】
俺大好きなシリーズ最新刊。
全員集結の扉絵が素晴らしい!(買って見ろ)
今巻は2巻以来の短編集。
◇圏内事件
時系列はアインクラッド初期、つまり1巻より前。
<<安全圏内>>でプレイヤーが殺された事件を追うキリトとアスナ。
いやぁ、初期のアスナとのやり取りが実に面白かった。
ちょっとした推理モノテイストも、本作では見られないだけに新鮮。
◇キャリバー
ALOの伝説の聖剣「エクスキャリバー」入手ミッション。
これまでのキャラクターが全て登場する展開が熱い!
(残念ながら退場キャラクターは除く)
ただでさえ好きな本作の中でも1、2を争う面白さ。
やっぱりリーファ活躍してるのがポイント高い。
しかし「エクスカリバー」でなくて「エクスキャリバー」なあたり、
ちゃんと伏線があったとは驚いた。こーゆートリックは大好きだぜ。
しかしこの全員集結のイラスト、キャラメイキングの素材に最適だなぁ。
ドラクエ9プレイ日記で使ってしまったばかりだが、何かの機会に。
◇はじまりの日
アインクラッドの「はじまりの日」の話。
デス・ゲームでありながら死を実感できない世界、
<<死んだら本当に死ぬ世界>>は現実世界(リアル)と同じ、
とは痺れたわ。
微妙に後味の悪い展開ではあったが、
2巻の最後もそんな感じだったなーと思い出すなど。
今巻も実に面白かった!
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