K＠Blog－更新のフリをした日記2

【Another Story if route：兄と妹の事情編】
京介「それじゃ、俺は親父とお袋の本当の子供じゃねえのか？」
大介「おまえは母さんの兄弟方の子供だ」

な、な、なななな……！
「妹モノ」で一番ベタな手を繰り出してくるとはさすがifルート！

京介「おまえは親父とお袋の子供だけど、俺はお袋の兄弟の子供なんだと」
桐乃「ふーん、そうなんだ」
> リアクションうっす！！！！
京介「ここはもっと驚くところじゃねーの？俺、お前の兄ちゃんじゃないんだよ？」
桐乃「なんとなく……そんな気がしてたから」
　
つか、これ本当にifなんだよな？
ありがちだけどあまりにしっくり来てしまうだけに、
壮大な原作ネタバレなんじゃないかと一瞬心配になった。

が、ゲームでやったことは原作ではやらないんだろうし、
むしろ退路を断ったとみるべきか。うむ。そう理解しよう。
（と、プレイ直後時点で書いたんだけど原作8巻でとあるルートを踏襲してたしなぁ）

桐乃「今日だけ……。今日だけ、一緒に寝て」

桐乃「そ。一緒のベッドに入って、ぎゅっとして寝るだけの簡単なお仕事」

おおおおおおおお……

桐乃「ずっと、ずっと、あんたのこと……好きだったの」

桐乃「京介……大好き」

そ　ん　な　馬　鹿　な　！

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未プレイ組にもこの俺の衝撃が少しは伝わったろうか。

え？オチなんて無いよ？

まさに「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」ということか！

:

さらにこれをクリアすると手に入るORE「裏の顔」を使うことで、
共通ifルート「極悪桐乃編」へ。
極悪桐乃編は桐乃が極悪というよりより、
2SHOT会話で1回でも間違えると即BAD直行な極悪っぷりだった……

さてここまででコンプリート率97％。
一応、肝となる部分のエンディングは見ているはず。
さらっと総評。

桐乃ルート　★★☆☆☆
桐乃ifルート★★★★☆
黒猫ルート　★★★☆☆
沙織ルート　★★☆☆☆
麻奈実ルート★★☆☆☆
あやせルート★★★★★
加奈子ルート★★★★☆

原作1巻から付き合ってきて、アニメでまさかの地元千葉が登場した作品のゲーム化、
少なからず愛着がある作品だけに、各ヒロインを掘り下げたシナリオや、
ゲームならではの「if」ルートと、存分に作品を楽しむことが出来た。
前作「とらドラP」をベースに進化した操作系も不満はないし、総論大満足。

シナリオ別に見ると、やはり原作者書きおろしのあやせルートが
ずば抜けてイイ。次点は桐乃ifルート。
あやせルートで最高潮に達してしまったせいか、麻奈実、沙織ルートはやや残念。
別に嫌いというわけではない。
日記中、触れてなかったりする赤城ルートは……お察し下さい。

もう1つおまけ。

プレイ日記第1回でも少しだけ触れた限定版特典。
全シナリオ制覇したので「伏見つかさ先生書き下ろしショートストーリー」を読んでみた。

【或る結末の続き】
> 会社から帰宅すると、妹がリビングで娘と遊んでいた。
> 妹の名前は高坂桐乃。国内海外問わず活躍する、若き人気モデル様である。
（略）
> 桐乃たちをやり過ごしてキッチンに向かう途中、食卓を拭いていた嫁（ハニー）が嬉しそうに近寄ってきた。

「おかえりなさい、あなた」
「ああ、ただいま」

文字通り、「或る結末の続き」の話で、正直これはあやせルートだろうと
先入観を持って読んでいた。
だってそうだろ！
あんなエンディングを持ってきておいて、冒頭から娘ちゃんなんか登場させたりして！

「あやせとは、結構会ってるんだ、あたし」
「OLやってるんだっけ？」

…………あれ？
桐乃との会話にこうして登場するということは、あやせじゃ、ない……？

「ええ、部長さんから聞きました。来週から、課長なんでしょう？」

えええええええ……！
最後まで嫁（ハニー）の正体は伏せられていたので、これがヒント。
本文ではもう少し具体的なヒントが出ているけれど。
「俺の妹」を隅から隅まで見ている人ならきっと分かるはず！

つか、そんなところを伏線に仕立てるなんて全く凄い作品だなおい！
俺は当たりをつけて原作再確認するまで分からなかった。
そして、もう1回「脳内ボイス」で再生し直してニヤニヤする俺。
（つまり、俺が容易に脳内ボイス再生可能なキャラクターだということだ）

「特典」ゆえになかなか入手困難な逸品ではあるが、
もしお目にかかる機会があれば是非読んで欲しい。超お勧め。

　：

まだ特典の「妹めいかぁEX」が残っているが、
仮にプレイ続行にしても日記には記さないと思われるので、
「俺の妹プレイ日記」はひとまずこれにて完結！

原作8巻も読了。モノレールコラボ切符も今週末だし終わコンなんて言わせない！