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冬のラノベレビュー(67)みにくいあひるの恋

そろそろ春も見えてきた感もある今日この頃、いかがお過ごしですか。
そんなわけでタイトルはまだ「冬」のラノベレビュー。
今回も3冊。

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「みにくいあひるの恋2」日日日 ファミ通文庫
「みにくいあひるの恋3」日日日 ファミ通文庫
「みにくいあひるの恋4」日日日 ファミ通文庫

全4巻のうち2巻以降を一気に。

【みにくいあひるの恋2】日日日 ファミ通文庫
恋をすると死に至る「恋の病」が存在する世界の物語2巻目。

恋の病を治療する「人魚の肉」をめぐるお話。
キーパーソンのみかんの風貌が最後の最後の挿絵で登場するまで、
なかなか想像できなくて困った。
性格設定も氏の持ち味が出てるな、という印象なんだけど、
いい意味で「ごく普通」なのが本作の特徴だったのでその意味では残念。

今巻の結末はなかなか壮絶なものがあるが、
終わってから巻頭カラー絵を見返すとなかなか強烈。
読み終わってから表紙絵がネタバレだったというパターンは
たまに見掛けるけど(それに気付かせないトリックならば最高)
巻頭絵は初めてやも。今まで気付いてこなかっただけかもしれないが。


【みにくいあひるの恋3】日日日 ファミ通文庫
前巻の感想で
「今巻の結末はなかなか壮絶なものが」なんて表現をしたが、
それを軽く上回る壮絶展開。

今巻のキーキャラクターは雷門黄梨花。
臆面も無くネタバレをするとまさかのTSキャラクター。
TSモノは嫌いじゃない俺としてはちょっとしたサプライズ。

確かに「恋の病」というテーマを考えると一つの切り口ではあるか。

【みにくいあひるの恋4】
「今巻の結末はなかなか壮絶な」だの
「臆面も無くネタバレをするとまさかのTS」だのの感想を書き記していたが、
そのいずれをも上回る超展開。

主人公が「女性化+妊娠エンド」なんて聞いたことねーぞ!

字面だけ見れば完膚なきまでのバッドエンドスメルがギュインギュインだが、
本編中のキーワードで言えば「ハッピーエンド」。
なんたる皮肉。
「狂気」と称されるこの結末を、生み出す想像力こそがまさに狂気というレベル。

しかしこれ、白鳥陀衣の「美少女」設定を考えると、
最初からこの結末ありきだったんだろうなぁ。いやはや凄まじい。

そんなわけで、全4巻完結。
当初「日日日らしからぬ」なんて表現をしたような気がするが、
とんでもない。
狂乱を上回る狂気っぷりであった。
全4巻と比較的お手軽なので、その狂気の世界に触れてみたい人にはお勧め。
決して万人には勧められないし、ジャケ買い危険な領域だけど。




狂乱家族シリーズも完結ぽいし、そちらも追いかけますかね

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