« 今週の業務終了のお知らせ | トップページ | ジョージしか見えない »

秋のラノベレビュー(59)ひひひ

まだまだ夏日が続いていたりもしまするが、
気候はすっかり「秋」なラノベレビュー。

Dsc00711

ファミ通文庫「狂乱家族日記その拾弐」(日日日)
ファミ通文庫「狂乱家族日記その拾参」(日日日)
MF文庫J「みにくいあひるの恋」(日日日)

今回はレギュラースタイルに戻って3作品。

【狂乱家族日記その拾弐】
来るべき災厄編が終了してしばらく放置しているうちに、
番外編含めて5冊も積み状態になってしまった狂乱家族シリーズ。

うーん。キャラクターが多すぎてもはや覚えていない。
さすがに狂乱家族メンバーは覚えてるけど。
“長女”の千花がメインかと思いきや、テーマ的には“長男”の銀夏らしい。
読み始めれば面白いんだが、かなり初期から追ってきた俺さえこの状況、
かつアニメ版で味噌つけた(非読者の印象=イマイチ)ゆえ
新規読者の開拓は見込めない状況は厳しいような。
繰り返すけど、読み始めれば面白いんだけど。

しかしあとがきの日日日氏のコメントは深いな。
“持て余し気味”と評してた銀夏も設定を見る限り、
初めから構想にはあったんだろうし。
つか、1巻の時点で氏は高校生だったのか。それに改めて驚きだよ。

ストーリー的には「つづく」なので感想も続く。

【狂乱家族日記その拾参】
ということで続き。「裏社会編」の後編。
ちょっと珍しいシミュレーション感覚の展開は楽しめた。

そしてクライマックス、乱命と銀夏、千花の戦いの決着のつけ方は
これまた狂乱らしいというか。
さすがにこの締め方は予想できなかった。

正直、11巻でひとまず完結してたことだし、
これ以上付き合わなくてもいいかな、と思っていたのだが、
やはり読み始めると面白い。
ラストエピソード「地下帝国編」が次から始まるようなので、
最後までお付き合いしたいところ。
ラノベレビュー黎明から読んでいる作品でもあるし。

番外編の方はスルーかなぁ。番外と言いつつ、
本編に絡んでくるので若干悩ましいところではあるけれど。

【みにくいあひるの恋】
> そして医学は敗北し、『恋愛』は病名になった。

さらに続けて日日日作。
恋をすると死に至る、文字通りの「恋の病」が存在する世界。
恋をすると死ぬ、だが兄妹なら恋愛感情は発生しない。
そのため、『血のつながりのない兄妹』で結婚するのが常識の世界。

もうね、設定の時点で俺の負けですよ。
「恋の病」なるありふれたワードからここまで引っ張ってこれますか。

そんなわけで登場人物は主人公白鳥陀衣(女の子のような風貌の美少年)と、
その妹の花々美茜子、本作のヒロイン金城あひる。
タイトルにもなっている「あひる」は表紙絵の少女。

俺を一撃で敗北に追い込んだ超設定とは裏腹に、
ストーリーは王道中の王道ともいえるピュアなラブストーリー。
いかにライトノベルとはいえ、この手の直球は珍しいので逆に新鮮。
なによりぶっ飛んだ話が得意なイメージの日日日氏はこんなのも書けるのか。

絵師も作風にぴったりの可愛さ。
正直、ジャケットに惹かれた+日日日氏の名前の2点買い。

本編290ページで16章立て(1章あたり10数ページ)とテンポよく読めるのも
ポイント高い。もちろんストーリーも結末に至るまでばっちり。
ちょっと変化球に飽き気味の貴方にお勧め。



現時点で狂乱家族番外4~6巻とあひるの恋全4巻(完結)が積み状態だったり

|
|

« 今週の業務終了のお知らせ | トップページ | ジョージしか見えない »

レビュー(ラノベ)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/35958/49735397

この記事へのトラックバック一覧です: 秋のラノベレビュー(59)ひひひ:

« 今週の業務終了のお知らせ | トップページ | ジョージしか見えない »