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真夏のラノベレビュー(54)

相変わらず暑い日々が続きますが、コンスタントにお届けするラノベレビュー。
今回は電撃文庫から3冊。

Dsc08555

伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」6巻
川原礫「アクセル・ワールド」3巻+4巻

【俺の妹がこんなに可愛いわけがない6】
> ヤバイ
> 桐乃ヤバイ
> 俺の妹マジヤバイ(中略)
> そんなヤバイ桐乃と一緒にいる俺、超偉い。
> もっとがんばれ。超がんばれ。

あらすじより。
出来が良すぎの全文コピペ吹いた。

第一章。
「リアルメルル」こと来栖加奈子とブリジットの話。
そういえばしばしば描かれてきたメルルの挿絵って
実は来栖加奈子だったりするんだろか。もうわからん。
あと、よく見ると加奈子の中の人も
ゆかりん(メルルとその中の人も)なのね。楽しみすぎるぜ。

第二章。
赤城兄妹当番回。
まずます。

第三章。
沙織当番回。
いつかこの手の話は来ると思っていたが、ついにきた感。
もうちょっと本編に絡めてくると思ったんだけど、
これはメディアミックス――端的に言えばアニメ向け。
というか「当番回」という表現がしっくりくるこの構成そのものが
メディアミックスを意識してるような。

第四章。
全巻で留学した桐乃のルームメイト、リア・ハグリィ来日回。
桐乃に妹ができたら――的な視点は面白かった。
で、

――あんた、あたしの彼氏になってよ

このオチはどうしてくれる?
いや、きっと釣りなんだろうけど、潔く釣られたい。

【アクセル・ワールド3 夕闇の略奪者】
川原礫氏が放つソードアートオンラインと双璧をなすシリーズ、
しばらく積んでしまっていたがようやく読了。

ハルユキの幼馴染みチユリが、ヒーラーとしてブレインバーストに目覚め、
本作メインヒロインたる<ブラックロータス>操る黒雪姫が
修学旅行で不在の合間に起こった出来事。

正直、この巻はキツかった。
敵役の新キャラクター能美征二と彼が操る<ダスク・テイカー>は
性格も能力も最悪クラス。
ここ近年のラノベ(アニメでもゲームでもいいが)で
ここまで嫌な奴は久々に見た気がする。
そして黒雪姫不在の状況下でハルユキのヘタレっぷりが炸裂。

さらにこれまで本作を支えてきた萌え要素とか燃え要素圧倒的に不足。
後者はなきにしもあらずだが、あんな締められ方をされたら空振り感も甚だしい。
間髪入れずに続刊を読まないと気が済まないレベル。

【アクセル・ワールド4 蒼空への飛翔】
ということで続刊。
実際のところ、事前情報により3、4巻揃えた上で3巻を読み始めていたり。

あとがきによれば、「あとこれだけ読んだら終わり」という
紙媒体の限界へのチャレンジであったらしい。
ならばその挑戦は見事にハマったわけだ。うむむ。

さて本編。
最悪の敵<ダスク・テイカー>撃破は3巻からの積み重ねもあって、
読む側としても待ち望んでいた展開なのだが、
結局「ブラックロータス頼みかよ!」(ネタバレ反転)
というのはもはやお約束として見るべきなのか。
若干肩透かし感が無かったわけではない。

そしてチユリ操る<ライム・ベル>の能力をこんな形で活かしてくるとは。
これは想像の上をいく俺好みの展開。
ただ、トラウマが具現化する設定であることを考えると、
チユリが抱える傷はなんなのか……じきに明かされるのかもしれないので、
今後に期待。

対ダスク・テイカー戦がほぼ全てと思っていたので、今回のこの締め方は
意外といえば意外。
サッちゃん」と「フーコ」なんてリアルネームを最後に繰り出すなんて!
しかも本作で圧倒的に不足していた女の子の友情物語とかたまらんですよ。

ソードアートオンラインがAランクとすれば、
アクセル・ワールドはBランクくらい=もうひと伸び欲しかったところに、
この仕打ち。5巻も発見次第購入せねば。



アクセルワールドは常に黒雪姫表紙なのね。嫌いじゃないけど

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