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夏のラノベレビュー(52)

梅雨は何処へ行ってしまったのか、
気温だけ見ればすっかり夏模様。
そんなわけでお届けするラノベレビュー。

Dsc07948

田中ロミオ「AURA~魔竜院光牙最後の闘い~」(ガガガ文庫)
井上堅二「バカとテストと召喚獣7.5」(ファミ通文庫)
鎌池和馬「とある魔術の禁書目録16」(電撃文庫)

【AURA~魔竜院光牙最後の闘い~】
田中ロミオ氏の名前買い。
タイトル+ジャケ絵からしてリアル+ファンタジーと思ったら、
当たらずとも遠からず。

「高校デビュー」を目論む主人公、佐藤一郎。
そんな彼が夜の学校で出会った『魔女』改め佐藤良子と
紡がされる学園ラブコメ。

ラノベを手にとる層(俺含む)であれば、
誰でも思うところがあるのではないか、的な痛いところを突いてくるな。
俺自身はコスプレとかには興味がないので、
「妄想戦士」のくだりは一歩引いて見れたけど、それでも。

レディス佐藤の終盤の崩しっぷりは迂闊にしてやられた。
あんだけガードが強固だったことを思うと、
広い意味でツンデレ。言わば「新ツンデレ」とでも良ってみようか。
こんな形で「ラブコメ」を貫かれると気持ちいい。

ラノベ特有の読者層があってこそ成り立つ設定と、
実は正面突破系のストーリーの妙とでもいうか。

惜しむらくは、俺は既に高校生ではないと言うことと、
現在進行形でこうしてラノベを読んでいることであった。
評価B+。

【バカとテストと召喚獣7.5】
「僕とダウトと男の尊厳」「僕とホンネと召喚獣」
「僕と福引きと闇の鍋」「ウチと日本と知らない言葉」
の4本立て。

俺の中では、アニメ版のせいで壊滅的に評価を落としたバカテス。
相変わらずギャグパートは面白い。
これ、明久の一人称視点だから面白いのに、アニメは第三者視点だから
本気で滑ってるだけなんだよな。この作品に限った話じゃないんだけど。

ただ、女装ネタというか腐ネタが多いのが気になる。
俺の中でアニメ版の評価を貶めた最大要因のひとつなのだが、
原作もこの路線プッシュか。
実際、そっちの方を取り込んだ方が商業的には正解なのかもしれないが。

そんなわけで前3本は、もう名は体を表すを地で行く、
タイトル通りの展開。ここまで既読の方は読んで損はないかな、と。

ラスト1本、タイトルから分かるように美波視点で、
美波が転入してきた頃の過去編。
時系列からしても新鮮なのだが、このタイトルの付け方からして、
前3本は前座、これが本命なのかもしれない。
バカテスシリーズ共通傾向として、バカで突っ走って、
最後にきっちり締めてくれる安定感。
総合評価でBくらい。

【とある魔術の禁書目録16】
Dsc07949

これはジャケ買いしていいレベルの破壊力。
インなんとかさんも御坂美琴(本家)も出てくるんだけど、
少なくとも今巻に限った話、名実ともに五和がヒロイン。

そんなジャケ絵とは裏腹に本編は「後方のアックア」と終始バトル。
テキスト追い掛けるだけでもそのチートっぷりは際立つレベルで、
これをビジュアル化するときが来るとしたら骨が折れそう。
序盤のクライマックスであるところの、
五和の回復魔術を無効化する」上条さんの場面は是非見てみたい。

それと美琴。
初期の俺であれば、ついにこの域に達したか!
と喜ぶべきところであろうが、既に五和に宗旨替えしてしまったので、
あっさりヌルーしてしまった。
美琴は禁書では確固たる立ち位置のメインヒロインになり切れず、
冠タイトル超電磁砲では主役になりきれず……なんか不遇だな。
だが、俺好みであるところのセカンドヒロインでもないので好きにもならない。

ちなみに俺脳内の認識では、一応メインヒロイン=美琴 セカンドヒロイン=五和。
だからインなんとかさんって誰だよ。



積み禁書は1、8、9、SS2、17、18巻。読み終えるのはいつの日か

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