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冬のラノベレビュー(42)

困った時のラノベレビュー。
ここ数回2冊でテキスト量多めが続いていたが、今回は3冊。

4099

西尾維新「ネコソギラジカル上:十三階段」
「ネコソギラジカル中:赤き征裁vs.橙なる種」
「ネコソギラジカル下:青色サヴァンと戯言遣い」

【ネコソギラジカル上:十三階段】
戯言シリーズ完結編。の上巻。
基本、過去シリーズの登場人物をきっちり把握していないと
理解が覚束無くなるシリーズなのだが、今巻は輪を掛けて、
第1巻からの登場人物が次々と(名前だけ、あるいは名前なし含む)登場。

一応登場人物紹介はあるんだけど

> 西東天 最悪
> 哀川潤 赤色
> 玖渚友 青色
> ぼく 主人公

これで何を理解せよというのかッ……!
しかもこんな調子で全50人以上!
ブゥゥーイ(←ブオーン)

だがしかし逆に言うとこれさえ理解していればいいのか、
とか今ふと思った。

これまで名前だけしか登場していなかった、
闇口崩子(少女)と石凪萌太(死神)が本格的に登場。
かなり前の巻から存在はあったはずなのでどんな伏線の敷き方だよと
思ったが、本作において今更驚くに値しないか。

逆に第1巻以来の登場になる千賀ひかり(三つ子メイド・次女)の
使い方も絶妙。実に面白い。

【ネコソギラジカル中:赤き征裁vs.橙なる種】
ラスボスがラスボスじゃないとかナナメ上にも程があるぜ……

当然ながら上巻の続き。
哀川潤(赤色)、石凪萌太(死神)、闇口崩子(少女)が対峙する橙なる種。
実は冒頭の「第十幕」まで上巻から続けて読んだのだが(止まらなかった、というべきか)
作品の頭にクライマックスを持ってこられるのは連巻ならでは。
しかも本作においては(そもそも氏の作風なのかもしれないが)
それですら前座ですらないから恐れ入る。

「起承転結」で表現するならば「結・承・転・起」とでもいうべきか。
中巻読了時、いったい何処が中巻のスタートだったか思わず読み返してしまったほどだ。

実は駅ホームの先頭に並んでるときに読んでいたので、
無駄に背後に警戒心を持ってしまった。閑話休題。

【ネコソギラジカル下:青色サヴァンと戯言遣い】
「漫画でもよ、一冊の最後のほうまで来れば、結構あとはお約束で、
 なんっつーか、残りの展開、見えちまうもんだろ?」

というこの台詞の時点で残り百ページ強。かなりクライマックスだというのに。
意外や意外、スタンダードな結末だった。ハッピーエンドというべきか。

いまさらいーちゃんの本名を知りたいわけでもないし、
いまさら玖渚出番少なすぎだろと思うこともないし、
いまさら赤色と小唄が同時成立してることを突っ込むわけでもないし、
(敢えて触れないという手法もあるのかと感心したくらい)
ちょっと物足りなくもあるのだけど――要は俺の方が追いついていないのであろう。
完。



化物語原作はアニメが完結してから読もうと思っているのだが……続きはいつなんだろうか

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