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晩夏のラノベレビュー(31)

さて、すっかり涼しくなってきて暦の上では秋なのですが、
世間一般ではまだ夏。
そんなわけで大作相次ぐラノベレビュー。

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川原礫「ソードアート・オンライン2 アインクラッド」
伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない4」の2作品。

【ソードアートオンライン2 アインクラッド】
ビーストテイマーの少女シリカ
「キリトさん……行っちゃうんですか……?」

鍛冶屋リズベット
「キリト――あたしねぇ!!」
「あたし、あんたのこと好き!!」

謎の少女ユイ
「わぁー。パパ、だっこ」

月夜の黒猫団サチ
「ねえ、キリト。一緒にどっか逃げよ」

索敵スキルとかバトルヒーリングとかより、
キリトが一番優れてるのはモテスキルに違いない

ということで待望の第2巻。
第1巻でアインクラッド攻略完了してしまってるので
どう続くのかと思ったら、時間軸を攻略中に戻して、
アインクラッドの少女たちの視点で描かれるキリトとの物語。

まず1本目「黒の剣士」。
いきなりセンセーショナルな書き出しなのだが、
久々に直球の「妹属性」というのを味わった。
最近は変化球だらけでいかん。
血の繋がってない妹が「白河さんだけはダメなんだから!」とか
いいながら錯乱したり――それはまぁどうでもいい。

2本目「心の温度」。
少女の視点によってキリトの性格が微妙に違うように描かれてるのが面白い。
意図したものかは分からないけど。

3本目「朝露の少女」。
アスナがキリトと第22層で暮らしていた頃の物語。アスナ視点。
これはもう序盤から破壊力抜群でしてですね、
記憶喪失の少女ユイ登場後はさらに加速。
ユイって名前自体が萌え要因なこともあって俺の感情移入っぷりも凄まじく……うん。
彼女の正体が明かされたときの俺の悶絶っぷりは他人には見せられない。
これだけでも読む価値がある。1巻読了前提だけど。

で、3本目の時点でもう完璧だったのでこのうえ何があるんだという
4本目「赤鼻のトナカイ」。
おや、これはキリト視点じゃないか。これは――?

第1巻でも語られていたキリトのトラウマにまつわる物語。
動きようもない物語の結末をどうやって締めるのかと思ったら……
こんなの、もしボイス付きでやられたら泣くわ
ラストの挿絵も強烈。

そんなわけで短編4話全部満足。ランクで言えばA+。
さて、氏の次の著作は――

> アクセルワールド3 2009年10月10日発売!
> ソードアートオンライン3 フェアリィ・ダンスは晩冬頃発売予定!

10月、そして晩冬とな。
つーか、黒雪姫の挿絵の破壊力が凄まじいのだがどうしてくれよう。

【俺の妹がこんなに可愛いはずがない:4】
桐乃「美姫を守って単機敵中翔破、三十二キロ。やれるかね?」
京介「美姫ってエロゲーのことっスか?」

元ネタがなんの台詞か知らんと京介に言われてるこの台詞、
神作「とある飛空士への追憶」じゃねぇか!
天下の電撃が格下(失礼)のガガガ文庫をパロディにするとは!

ということでシリーズ第4巻。
相変わらず章立てが秀逸。
コメディの比重を増して、とのあとがきの通り最終盤まで重苦しい空気もなく、
相変わらずのノリを満喫することが出来た。
遠からずなんらかの形でメディアミックスするのなら大いに楽しみだ。

麻奈美と桐乃って今作が初遭遇だったのか。
正直、真奈美というキャラに魅力を感じないので、劇中でも
京介の心休まる場所以上の意味合いを感じないのだが、
これがどう絡むのか、絡まないのか……

「おはようございます、先輩」

最近は挿絵でトドメを刺すのが流行ってるんですかね?
いやむしろラノベではありふれた手法なのかもしれないけれど。
このまま第5巻はどう続くのか、まったく読めなくなってきた。


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特別仕様の専用愛読者カード。
ちょっと問1を書き出してみよう。

> 今巻のラストでは、桐乃がああいうことになりました。そして、黒猫と京介の距離が
> ちょっと近くなりました。次巻では、どんなストーリーを期待しますか?
> 1.桐乃の話を読みたい
> 2.黒猫の話を読みたい
> 3.その他のキャラの話を読みたい

『読者投票型のルート分岐シナリオ』らしい。
結果次第ではまさかの桐乃放棄の黒猫ルートがあり得るとッ……?
その場合のタイトルはどうするんだろうか。
どうせなら桐乃ルートと黒猫ルートの両方を見てみたいぞ。

>【問5】キャラに声を付けるとしたらどんな声優さんがいいですか?

直球だなぁ。
具体的な名前は思いつかないのだが、色がついてない声優がいいな。
スタチャキャスティングとか却下。
あ、真奈美は川澄さんで。

……ちょっと真剣にハガキ出してみようかと思い始めた。



黒猫と聞いて病院坂を思い出した俺は西尾維新病

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