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夏のラノベレビュー(29)

さてさてさて私こと鏑木はまたもや旅に出ています。
今頃はどこの空の下にいるのか、そんな予約日記。
ネタつなぎといえばラノベレビュー。
ここ最近プレイ日記に押され気味だったゆえ
溜まり気味になりつつあるのでコンスタントに行きたいところ。

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今回も3冊まいります。

【僕は彼女の九番目】
「あなたを轢いたのは、わたしです――トナカイの引く“ソリ”で」

表紙絵の少女がヒロイン黒須にこら。
天然きょぬーの真にラノベらしいヒロインにして「サンタクロース」。

サンタガール(天然)とその僕たるトナカイ(擬人)の物語。
設定自体は「ん?」と思うところもあったし、
登場人物が多すぎるんじゃないかとも感じたが、
軽妙なテキストのノリと、伏線の敷き方が実に絶妙。
『リヴァースキス』で見せた実力を遺憾なく発揮。
短編3作品のようなノリで、サクサクと読み進めてしまった。

「わりと、勘違いしてるヒトが多いものですから」
「なにを?」
「サンタクロースは、願い事をかなえる存在だって。
 わたしの領域はあくまで贈り物だけなんですけど」

この台詞自体は伏線でもなんでもないんだけど、実に良く考えられてるなと。
言われてみればその通り。
とにかく、全編通して構成がしっかりしてる。

この作品の続巻になるのか、新作になるのかわからないが、
佐野しなの氏の新刊にも期待。

【とある魔術の禁書目録12】
> 一冊ずつご購入いただいている貴方はお久しぶり。
> 一二冊もの物量をまとめ買いにしていただいた貴方は初めまして。

で始まるあとがき。
5巻→12巻と飛んで2冊目の俺はどうすれば……?

というわけで一気に第12巻。
理由?
一方通行×打ち止め登場回を読むと前に書いただろう!それを実行したまでのこと!
続いてあらすじより抜粋。

> 上条当麻と御坂美琴が交差するとき、罰ゲームを巡る学園コメディは始まる!?

超 強 烈 !
このあらすじの通り破壊力抜群の美琴を堪能した。
特に第四章「緩やかに交差する二組 Boy_Meet_Girl(×2)」がマーベラス。

さらに続く第五章との落差がたまらない。
なにしろラストが「二人の少女は交差し、二人の能力者への道が繋がる」ときたもんだ。
(あれ?でも二人の少女って、御坂は……)

つーか続くのかよ!

……大丈夫です。


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既に17巻まで買い揃えてあります。(全部ブックオフにて)

いつぞや、当時10巻前後だった「禁書目録」を薦められたことがあって、
当時は刊行巻数の多さに躊躇していたが、
まさかこんな形で買いすすめることになろうとは……!

【きみとぼくの壊れた世界】
西尾維新氏のシリーズラノベ。
「化物語」の前に氏の世界観を知っておこうと思い手に取った一冊。
(これからアニメ化する作品の原作を先に買うような無粋なまねはしません)
ということで、読了+感想執筆は化物語初回視聴前のもの。

うーん、そもそもこれは「ラノベレビュー」でカテゴライズして良いものかどうか。
100ページ以上に及ぶ「もんだい編」と、ほぼ同じボリュームの「たんてい」編、
50ページほどの「かいとう編」に加えてエンディング。

既に「もんだい編」の時点で俺は負けていた、そーゆーレベル。
櫃内様刻、妹の夜月、迎槻箱彦と琴原りりす、そして病院坂黒猫(表紙の少女)と
名前からして『濃い』キャラクター陣をよくもまぁ、
こんな過激にレベルが高い味付けをして出してくれたものだと。

唯一「めだかボックス」が西尾維新氏に触れたことがあった作品なのだが、
その数倍濃い、純濃度の世界観を味わった。
こんな原作者の世界が次々とアニメ化されるのなら、大いに歓迎!



第30回のレビューは大作が揃うことになりそうだ

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