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夏のラノベレビュー(28)

ここのところ3作品のレビューが続いていたが今回は2作品。
川原礫氏の話題作「アクセル・ワールド」と「ソードアート・オンライン」をば。

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【アクセル・ワールド1】
ヤバイなにこれ面白すぎて氏ぬ一歩手前

なんと言えばいいのか……
「とある飛空士への追憶」以来の衝撃。
Sクラスの出来栄え。

下手にここで説明でもしようものなら、かえって面白さを
スポイルしてしまうような、それくらいのレベル。

本作の根幹を成す『ブレイン・バースト』の設定から、
表紙の少女黒雪姫、主人公ハルユキと幼馴染のチユリとタクム、
登場人物に至るまですべてに無駄がない。
現実世界のハルユキ設定画には軽く引くレベルですらあったが、
それ込みでイラストもハイレベル。

終盤の展開はできすぎじゃね?と思うところがなきにしもあらずだが、
タイトルにふさわしい、読了後の圧倒的な爽快感の前には瑣末な問題。
最初から最後まで休憩も挟まず読み続けた作品は初じゃなかろうか。

【ソードアート・オンライン1】
こ の 作 者 は 化 け 物 か!

ぶっちゃけ、この2冊は噂を耳にして同時購入していたので、
それなりに期待はしていたが、よもやここまでとは。
全352ページとボリュームもあって、質・量とも満点。まさにダブルSクラス。

> クリアするまで脱出不可能、ゲームーオーバーは本当の“死”を意味する――
> 謎の次世代MMO『ソードアートオンライン』の真実を知らずログインした
> 約一万人のユーザーと共に、その過酷なデスバトルは幕を開けた。

これが公式のあらすじ。
あとがきの言葉を借りれば『近未来仮想ゲームとしてのファンタジー』という
『アクセル・ワールド』とは別視点でオンラインゲームを題材にできる
そのセンスにまず平伏。(制作順に辿ればこちらがまずありきだと今気づいた)

そして“近未来仮想ゲーム”という設定をフルに使いつつ、
最後の最後まで結末を予想しきれない展開にさらに敬服。

本策の出版経緯についてはあとがきを読んでいただくとして、
こんな大作がwebに公開されていてまったくノーマークだったとはッ……!
ラノベ感想史上最大の後悔だ。
ある意味『アクセルワールド』と対極に位置する読後感に加えて、
あとがきによって言い表しがたい悶えを味わうことになった俺であった。

> アクセル・ワールド2 2009年6月10日発売!
> ソードアートオンライン2アインクラッドは今秋発売予定!

タイトルに「1」とついていたので、続刊想定だろうと読んでいたので
この結末には驚愕だったのだが、「2」はどうやって続くんだろうか。
願わくば、アスナに萌えてしまったんでまたお目にかかりたいんだけど、
ここから続いてしまうのも蛇足のような気がする。
あぁもうなんだこの感想は!レビューってレベルじゃねーぞ!

そしてアクセルワールド2巻は既に発売中かッ!
これは……買うしかないな。



中距離ヒッター揃いの印象があった電撃文庫に大砲が加わった感

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