夏のラノベレビュー(26)もうひとつのキョウ
【学園カゲキ!2】
第1巻ではずいぶんと色んなキャラが登場していたが、バッサリとカット。
おまけレベルで今巻も出ていたが、この程度なら出なくても良いレベル。
代わってサブヒロインとして投入されたのが新キャラクターの赤城逢由(表紙左)。
ピンクの怪獣の着ぐるみを着た「きぐるみん」のヒロイン役にして、
リアルヒロイン九月の親友の天然キャラ。
髪の色が似たキャラが前巻にも居たので別人とは思わなかった。
相変わらずドラマパートとリアルパートの組み合わせが秀逸。
キャラ設定もベタなら、展開がベタ過ぎる気もすぎるが、
決して嫌いじゃない。
ちなみに続刊5巻まで購入済。次巻も近日予定。
【LIGHT×RIGHT4】
「嘆きの魔女と始まりの鐘を鳴らす獣」なるまた長いサブタイ。
俺お気に入りのクーデレヒロインアリッサの告白を受けて
どう展開するのかと思っていたが、それはさておき(!)
前巻では出番が皆無だった友月が今巻の中心な話。
本編も充分に面白いのだが、相変わらず結末で全部持っていかれる。
啓介の“腕”から生み出された犬のリルがこんな重大な役回りだったとは!
どこまでも俺好みな作品。
こちらも次巻購入済みゆえ間を置かず読もうかと。
【死神のキョウ】
某ビジュアルアーツのライターで有名な魁氏のラノベ。
ジャケ買いならぬ著者買い。
手に取った次の瞬間にはジャケ買いに変わってたけど。
ズバリ表紙の女の子が死神のキョウ。
外見も性格も杏に似てるとは思っても言わないことにします。
ラノベにカテゴライズされる作品もずいぶん読んだ気がするが、
そんな中でも珍しい(でもないか)全6話仕立て。
第4話までいかにもなラブコメノリだったので、
最後までこれで突っ走ると思い込まされたところで急転直下。
この構成はさすがだなぁ、と。
サプライズスキーの俺としては単品ならA評価。
従兄妹にして義妹の小桃もポイント高い。
続刊も出てるぽいんだが、1巻が好評な割に2巻はあまり評判が芳しくないようで。
ちょっと不安だが、発見したら購入してみよう。
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