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春のラノベレビュー(23)ガガガ文庫ブーム中

まだまだ寒かったり雪が降ったりですが、暦の上では既に春。
ということで「春」のラノベレビュー。

今回もガガガ文庫から3作品行ってみましょう。

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【レヴィアタンの恋人IV】
「飛空士への恋歌」の次に読んだのは同じ犬村氏の作品。
思えば「追憶」の直後に本作の第1巻を発見して飛びついたものでした。

舞台を関門海峡に移して、姫路コロニーの戦いを描く第4巻。
関門海峡は実際に歩いたことがあるので、
この計算し尽くされた場面設定にただただ唸るしかなかった。

基本的に文で魅せる作品だと思っていたが83頁の挿絵は強烈。
さらに、姫路コロニーの戦いが本編終盤でようやく描かれることもあって、
6:4くらいの比率で笑いを取りに来るとは思わなかった。
犬村小六氏が紡ぐ世界の幅の広さと奥深さは半端ないですな!

【人類は衰退しました4】
毎回レヴィアタンの恋人とセットで読み進めてる本作も4巻目。
「妖精さんの、ひみつこうじょう」「妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ」の2本立て。

前者はほのぼのとした文体と裏腹にビジュアルを想像するとシュールを通り越して
かなり怖いんじゃないかと思った。
後半はいつもの心地良いノリでこっちの方が好み。
そしてあとがきに気になる一文が。

> 『人退(著者専用略称)』には来年新展開があるかもしれません。

4巻のリリースが2008年12月なので「来年」とはもう今年の話。
順当に考えるとメディアミックスの何かだと思うんだけど。
むむむ。

【Black&Blue】
俺内部でヒット作続きのガガガ文庫。
恒例のブックオフ巡り中にジャケ買いしたのがこの一冊。
著者も絵師も知らないが、先入観無しに読んでみた。
あらすじ抜粋。

> とりたてて特徴もない、高校生の泉城太郎。(※表紙右)
> そんな城太郎になぜか絡みたがる布流晶。(※ふるせあきら:表紙左)
> 2人は同級生からのトラブル解決を請け負っており、
> 今日も(中略)相談を受けていた。

スタンダードな学園モノっぽく始まって、半分近く来ても
その世界観が揺るがなかったので軽く騙されたのだが、
「BLACK&BLUE」の意味が明らかになる最終盤は一気に読み進めてしまった。

布流剣なんて、まさか名前が伏線だったとは思わなかったし、
読み終えてから表紙を見ると、布流の髪が蒼み掛かってたり、
ちゃんと剣を持ってたりで思わず唸らされた。
表紙絵で唸らされたのは「とある飛空士への追憶」以来で快哉。

↑ネタバレ。これから読んでみようと思ってる人は回避推奨。

ただ、ちょっとテキストが読みにくかったかなぁ。
独特というほどでもないんだけど、台詞が連なる部分が多いのが気になった。
特に城太郎(主人公)の一人称が「僕」で、
布流(ヒロイン?)が「俺」なので誰が喋ってるのか把握するのに慣れるまで苦労した。
トータルとしては俺好みでマルなんだけど。

発刊が2008年の2月なので既に丸1年が経過。
続編がありそうな終わり方なんだけど、出てないぽい?



積みラノベどころか未消化レビューさえ溜まってきた…

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