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冬のラノベレビュー(18)

タイトルを「夏」にするか「秋」にするか、とか書いてた前回のラノベレビューから
既に3か月が経過してもう冬になってしまいました。

そんなわけで読了後1か月ちかくが経ってしまったラノベレビュー。
今回も4冊をお届け。

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【とらドラ!6】
5巻までしか買ってないと思ってたのに、部屋の整理をしてたら
第6巻が出てきてびっくり!
というわけで6巻目です。

今回は北村がグレるというかっ飛んだ話。
完全無欠の会長をああやって使ってくるとは思わなかった。
そして地味に独身三十路教師が活躍。
最終的に「独身」が代名詞化してたのは笑った。

あとがきで作者が三十路云々をカミングアウトしてるのは、
「独身」とダブってしまうな。そこまで計算づくなのか。
(作者が独身かどうかは知らんよ)
俺も人のことは笑ってられないけど。

続刊7巻も購入済み。
8巻以降も探してるんだけど……アニメ化特需で供給(ブックオフに売る人)が
追いつかないのか、回転が速いのかまったく見かけなくなってしまった。
むむむ。

【レヴィアタンの恋人3】
第2巻からの続となるで新宿決戦。
序盤から血みどろべろーんで飛ばす飛ばす。

一応新宿の地形図(建造物含む)による説明が入るのだが、
現実の新宿南口とほとんどオーバーラップするうえ、
卓抜な文章力もあって、ほとんど図解は不要なレベル。

戦闘場面もさることながら、秀逸なのはラストシーン。
第2巻で存分に描いた過去編を活かして、
終盤に至るまでの血生臭い戦いは何処へやら、
名作「とある飛空士への追憶」で味わった清々しさを感じた。
あとがきを見る限り「とある飛空士への追憶」はこの作品の後に書かれたらしいが、
既にその片鱗は見えていたようです。

【人類は衰退しました3】
血みどろべろーんの次にこれを読むのが定番化している俺。

ゆるやかな衰退を向かえた人類に一時的に帰ってきた文化生活
「来て見てシビれる夏の電気まつり」開催!
のはずが、なりゆきで「わたし」がえんえんと不思議のダンジョン(俺命名)
を巡る話になってる相変わらずのシュールさ。

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扉絵の二人組が一体何者なのか、緩い中にスパイスを効かせる絶妙さは健在。
この感覚はラノベ以外ではなかなか味わえませんよ。

ところで「わたし」が「孫ちゃん」と呼ばれている場面があるのだが……
妹ははるか昔にブームをむかえ今も衰えぬ人気、
娘もピンポイント的には一定の需要があり、
姪さえも瞬間最大風速1メートル的な記録を観測したいま、
そろそろ時代は「孫萌え」か

【RIGHT×LIGHT】
副題に「空っぽ手品師と半透明な飛行少女」。
イラストとキャラ設定が俺好みな感じがしたのでジャケ買い。
良く見ると表紙絵の少女が半透明になってて秀逸。

過去に海難事故で妹と両親を失った少年(啓介)が主人公。
右手でモノを握ると跡形もなく消える――
という、とある魔術みたいな能力の持ち主。
副題言うところの「半透明な飛行少女」=アリッサが現れて、
肉体を依代ににされて巻き込まれていく、ラノベらしい展開。

読み進めていくうちに感じたのがこの作者は俺か?
俺好みを通り越して、俺が考えそうな設定に悶絶。
声に出して読み上げると恥ずかしいこと必至な魔術(の名前)とか、
難解(というかもうちょっと分かりやすく)な背景設定とか、
突っ込みどころもあるんだけど、それ全部込みで俺は好き。

第1巻未読の状態で2巻、3巻と発見して買い進めていたので
外したらどうしようかと思っていたが、これは正解。続刊も期待。



ガガガ文庫は今のところ全部当たり中

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