D.C.II P.S.プレイ日記(11)すべてはさくらの手の中で
深々と。
桜が舞っていた。
驚くほどゆったりと。
音もなく。
アニメ版セカンドシーズンの元ネタはこっちだったか!
ちゃんと確認して無いけど、もしかすると冒頭パート全部なぞってる?
さくら「こんばんは」
「はじめまして……う〜ん、と」
少しだけ考える。
でも、名前なんて最初から決まっていた。
ただ、その名前をつけるのに、ちょっとだけ抵抗があったのだ。
自分のしていることはきっと間違っている。
うん。
間違ってるんだ。
それでもボクは――
さくら「さくらいよしゆき」
夢を見続けることを望んだ。
芳乃さくら(ボク)の内(なか)に生まれた一つの宝物。
さくら「キミの名前だよ」
芳 乃さくらの内 から生まれた
義 之 桜 内
これは名前を見た段階で気付くべきだったなぁ。
こんなもの勝てるわけないじゃないか。
義之「静かですね」
「それにしても驚きましたよ」
「鈍一さんにいきなり芳乃家に住めって言われたときは」
しゃ、喋ったッ――!
よ、よよよ義之クンが喋ったッ――!
いやテキストだけだと何がなんだか分からんと思うが、
喋ってるんですよ!ヴォイス付で!
これは驚いたね。むしろ驚いたのは義之じゃなくて俺だ。
国崎最高が喋りだしたとき以来の衝撃だ。
それはともかく、さくら視点で描かれるダ・カーポシナリオ。
もはやこれは全弾反則球じゃないか。
:
さくら「むかしむかし、ひとりの小さな女の子がいました」
アッシュブロンドの髪に、ルビーのような瞳。
遠い異国からひとりでやってきた女の子。
他人(ひと)を幸せにすることに一生懸命だった魔法使い。
みんなが幸せじゃないと嫌なんです。
女の子の言葉。
本当に、そんな世界があればいいよね。
(中略)
さくら「メリークリスマス」
今は遠い昔のあの娘の笑顔に小さな祝福を。
おおおお、これが噂のあれですか!
ゲーム版で彼女の存在が触れられたのは初めてじゃないですか!
オリジナル版(PC版)当時、こんなものを出し惜しみされたらきっついなぁ……
それどころか、さくら編全部がキツイのですが!
:
義之「さくらさんは、恋人とか作らないんですか?」
さくら「にゃ? ど、どうして?」
義之「いや、さくらさんの彼氏とか……子供とか、見てみたいなって。
なんか、おもしろいことやってくれそうじゃないですか」
くそっ!やられた!(夜神っぽく(3回目
義之サイドから見ても充分キツイが、
こんなものさくら視点から見せられたらさらにキツイですよ。
さくら「今夜、ボクは枯れない桜のところに行ってくる」
「けれど、もしかしたら失敗してしまうかもしれない」
「お兄ちゃん、その時はね――」
鈍一「さくら」
「もしかしたら……なんて考えなくていい」
「どんな結果であっても後のことは……任せてくれていい」
鈍一カッコ良すぎだろ……このうえ、犬死なんだぜ……?
ちょこっとでも顔出ししてくれるアニメ版と違って、
ゲーム版では失踪したあと、完全に放置プレイなんだぜ……?
もの寂しげな灰色の空の元。
……ボクはどうしてこんなところにいるのだろう?
少女の声「こんにちは、お嬢さん。どうかしたの?」
???「ボクの……こと?」
なん……だ……と……?
シナリオ回想モードでついている副題は「ダ・カーポ」。
場所は日本ではない何処か(予想はつくけど)
時代も現代ではない何時か(予想はつくけど)
初音島の日々が繰り返し続いていくから「ダ・カーポ」だと
思っていたが、(少なくともアニメ版セカンドシーズンはそれで良いはず)
まさかIIのダ・カーポは別の意味があったと……?
繰り返し続いていくのは、初音島ではなく――
そしてメニュー画面は朝に。
ああまた何か増えている……
D.C.ルート:評価S
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