D.C.II P.S.プレイ日記(10)由夢の由は由衣の由
「由子の由」でも可。
さてプレイ日記もとうとう第10回。
ウェブ拍手コメントレスからです(暖めすぎてすいません)
> おおおー、やっぱり姉妹シナリオは盛り上がりますなぁ!楽しみにしてますよ。
正直、アニメ版が原作版に忠実すぎて、
ほとんどこの両シナリオが後追い状態になってしまったわけですが、
そうなってくると、見どころは恋愛パートなわけで。
ほちゃボイスに甘いフレーズを言われようものなら僕は幸せです(誰だよ俺
> アイシアはまだですか!wktkしすぎて過剰に興奮してきたw
物事には順序というものがあるのです!
実際、朝倉姉妹をクリアしないとアイシアルートには入れないのです!(たぶん)
いましばらくwktkしてお待ちくださいませ。
そんなわけで、よもやの「D.C.I」に次いでのほちゃボイスヒロイン登場。
ほちゃスキー(これはネタではない)鏑木が全力でお届けする
もうひとりの後継者、朝倉由夢編!
音姫「まぁ、そういうわけだから、この後はふたりでデートでもしてきなよ」
由夢「デ、デートってなに言ってるんですか、お姉ちゃん!」
由夢「し、しかも兄さんとデートってありえないし。全然、まったくもって、うん、ありえない」
「デートはありえない」
義之「で、どうする? デートするか?」
由夢「や、しません」
義之「じゃ、帰るか?」
由夢「うー」
これぞソフトツンデレ属性を持つ由夢の醍醐味ですよ!
この絶妙なさじ加減がたまりません。
ちなみに音姫ルートのときにはやりとりが逆パターンだったりする。
由夢「うん。だから、あとはおふたりでデートを楽しんでよ」
音姫「で、デート……」
義之「で、どうする」
音姫「……デート、する?」
義之「しない」
音姫「うぅ、なんで即答なのよ~」
義之「姉弟でデートもないでしょうが」
音姫「じゃ、じゃあデートごっこ」
義之「ごっこぉ?」
音姫「うん。ほら、弟くんにいつか彼女さんができたとき、
デートのひとつもできないと恰好悪いじゃない?」
「だから、お姉ちゃんが練習相手になってあげる」
このときの音姫(の中の人)の声が気合入っててちょっと笑える。
高垣さんの演技はホント絶妙だよなぁ。
さくら「今日からここがキミのお家だよ」
由夢「じー」
由夢「じーーーーー」
由夢「じーーーーーーーーー」
さくら「にゃはは。こんばんは、由夢ちゃん」
由夢「こんばんは」
さくらさん6x歳(仮)と由夢幼女時代という究極のやまなこコラボ!
いやぁ、ほちゃボイスは舌ったらずやらせても天下一品ですな。
明らかに昔より進化している。
音姫の高垣氏も特色ある舌ったらずキャラだし、
このキャスティングは実は大正解なんじゃなかろうか。
ただこの場面、幼女時代由夢のビジュアルが無いのが実に残念です。
由夢「そういえば、もうすぐクリスマスパーティだけど……」
由夢「……そ、それで、あの……パーティの時、兄さん、どうするの?」
当たり前ながら、序盤からクリパネタを繰り出してくる由夢。
アニメ版ファーストシーズンでは本気で義之に気がないように見えたんで、
ゲーム版序盤からこうやって繰り出されるのが真の姿だったのだと理解する。
我ながら何を分析しているのか意味が不明ですけれども、ほっちゃんマンセー。
義之「その、昨日は悪かったな。ちょうどバタバタしてて話を聞いてやれなくて」
義之「んで、その話ってなんだ?」
由夢「そ、それは……」
小恋「あっ、義之だぁ……! ねえ、そこ空いてる?」
> ま、参ったな。小恋が来たせいで、話を切り出しにくくなっちまったぞ」
小恋「そういえば義之、もう、24日一緒に回る相手、決まってるんだっけ?」
由夢「…………!」
小恋ちゃん鬼ですかwww
そしてクリパ当日、ツンデレ属性を全開で発揮しつつも由夢と回ることに。
小恋「でも、義之、由夢ちゃんと回ってたんだ?本当、仲良しなんだね」
由夢「あっ……や、その、兄妹ですから」
杏「兄妹……ねぇ?」
茜「ほー、ふーん、へー」
小恋「えっと、な、なんでわたしを見るのかな?」
結局なすすべもなく敗れる小恋ちゃん。
そんなんだから肝心なときに義之のこと忘れちゃうんですよ!
そんなわけで第1部完走。
音姫共通の第2部。半分以上が共通部分なのでがしがし進みます。
由夢が鬼神の活躍を見せたアニメ版セカンドシーズンのスキールートは
オリジナル展開だったのか。それにしても良く出来ていたな。
義之「10時だって朝じゃないか。10時に放送されるワイドショーを
『昼のワイドショー』なんていわないぞ。ギリギリ朝だ」
奇 才 あ ら わ る!
今度使わせていただきます。
由夢「からんで~ないっ! 朝倉由夢は、一度として兄さんに絡んだことは、
ないのれすっ!」
いやぁ、アニメ版セカンドシーズンは良くこの場面を採用したなぁ。
ちなみに由夢ルートに入ると由夢はジャージ姿ではなくなります。
何故か眼鏡も外れます。
アニメ版はジャージのままだったので負けフラグが立っていたのですね。
由夢「お風呂、入りたい。なんか汗だくで、気持ち悪い……」
義之「ばか。体調悪いんだから無理するな。風呂で倒れでもしたらどうするんだよ?」
由夢「……じゃあさ、一緒に入る?」
!! ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
ほちゃボイスの少女と一緒に!風呂!
天国だ!天国がやってくる!!
↓
天国
:
由夢「あーあ、なんで期待なんてしちゃったのかな」
アニメ版セカンドシーズンが由夢ルートを踏襲した超絶鬱場面。
いやぁ、同じシチュエーションとはいえ、
原作版は義之が居る前で吐いてた台詞なので重みが全然違う。
こんな台詞を一人で吐かせたアニメ版はどんだけ鬱展開スキーですか。
だ が そ れ が い い
:
小恋「う~、カラオケなんて久しぶりだな。なんか、緊張してきたぁ」
ななか「別に知らない人の前で歌うわけじゃないし、そんな緊張とかしなくても」
小恋「そりゃ、ななかはいいよ~。歌が上手だもん。月島は……」
ふたたび登場する「一人称月島」。
これは脚本担当によって違っちゃうんですかね?よく分かりませんけれども。
すっかり月島研究家な俺です。
:
義之「そっか。どれ、熱は下がったかな……」
> 俺は由夢のおでこに、自分のおでこをくっつける。
由夢「ふぁ!」
「な、ななな、なんて熱の計り方をするんですかっ!」
朝倉家伝統の測り方と記憶しておりますが、違いますか?
義之「……それ、お前が作ったのか?」
由夢「そうだけど、何か?」
義之「…………」
由夢「や、ちょっと! 何なのその沈黙は!」
アニメ版セカンドシーズンの名場面はここが元ネタだったのか。
全然違う場面から引っ張ってきてるのにあの違和感の無さは結構凄い気がするな。
原作ネタの取捨選択の上手さは鍵ゲー×京アニのお家芸だと思っていたが、やるじゃないかだかぽ。
義之「あぁ、したぞ。そんで、付き合うことになった」
由夢「うわっ! な、なに言ってるんですか!」
小恋「…………」(ボイスだけ「したんだ」)
杏 「ほら、小恋。いつまでも落ち込んでない」
小恋「ふぇ!? お、落ち込んでないよ。月島はぜんぜん落ち込んでないであります」
哀れ小恋ちゃん。
連敗記録をなおも更新中。(プレイ日記第4回から7連敗中)
由夢「まったくもう……。兄さんのそういうところ、嫌い」
義之「あれ、嫌いなのか?」
由夢「……嫌い」
義之「ホントのホントのホントに?」
由夢「…………ぅ」
「……嫌いの……反対……」
これくらいのソフトツンデレの方が鏑木は好みであります!
時代はくぎゅハードツンデレ真っ盛りのようですが!
ほ っ ち ゃ ん マ ン セ ー!
由夢「見た目だけじゃ無いってば!味だって自信作なんだから!」
この場面、良く見るとアニメ版セカンドシーズンオープニングの元ネタじゃないですか。
いやぁ「原作に忠実なアニメ化」は実に良いものですな!
由夢「ど、どう。おいしい?」
義之「あぁ、美味しいよ」
由夢「ほんと? えへへ」
おのれ……由夢ちゃんめちゃくちゃ可愛いじゃないかッ……!
というか、料理下手な子がレベルアップするって展開を最近あまり見かけないので、
結構新鮮だったりする。おのれ義之。
:
> 音姉に連れられてやって来たのは、満開の『枯れない桜』の前だった。
義之「ど、どういうことだよ? 由夢と別れろって」
音姫「理由は言えない」
「でも、由夢ちゃんとだけはダメなの」
そんな「○夢ちゃんだけはダメなんだから!」みたいなこと言わなくても魔法使いさん。
もちろん音姫が意図するところは分かるんだけど(正史が音姫ルート通りなら)
なりふり構わない音姫すげぇ。
義之「悪いけど、音姉には由夢の代わりなんてできないよ。
由夢に、音姉の代わりができないのと同じように」
一歩も引かない義之もかっけぇ。
いやぁ、某シナリオで見せるヘタレっぷりが嘘のようだ。
由夢「ねぇ、兄さん、和菓子ちょうだい」
義之「いや、あいにく今は和菓子は切らせていてな」
由夢「ううん。そうじゃなくて、兄さんが出した和菓子をちょうだい」
気づいてたのか?
思わず義之とハモってしまったじゃないか。
由夢「わたしは生まれてからずっと夢を見ないの」
> いや、でも……
> 俺は何回か由夢の夢を見たことがある。
由夢「わたしが見るのは……未来だけ」
由夢「未来(ゆめ)を見た朝にはメモ帳に内容を書いておくようにしてるの」
そのメモ帳が『ポエム』か!
これはやられた!
やっべ、ここまで王道展開で真正面から俺を驚かせる展開は燃える。
このシナリオでの義之はヘタレとは無縁キャラなのもポイント大ですよ。
由夢「し、白河さん?」
白河を継ぐ者vsほちゃボイス由夢、いわば究極の対決!
ああ、俺はどうすれば!?(←阿呆)
:
由夢「ん」
由夢「あむ」
> そのまま、唇に噛み付かれた。
> ぺろりと唇を舐められる。
由夢「えへへ、兄さんの味」
ほ……ほぁーほぁぁー
この場面、ちゃんと専用CGついてるんですけど、
もはやエロゲとの境界線が俺にはわかりません。そうか、これはセーフか。
いや、服も着てるし全然問題なんて無いんだけど。そうか、これはセーフか……。
由夢「はい、兄さん、お待たせ」
由夢と最後のデート。
アニメ版でいえば第12話B-Partの前半です。
あのな、あの場面で由夢がチョコバナナを食べてたのは別に天枷ロボのためでもなんでもなくて、
原作通りなんだよ! だかぽは元々チョコバナナ大好きなんだよ!
誰も美夏のことなんて必要として無いんだよ……残念!(ネタさえ古い
……ところでこの場面、だいぶ前に夢回想で見たな。
幸せ幻想なのは分かってたけど、ここで使われる伏線だったのか。
もう、やられっ放しじゃないか俺……。
由夢「夢はいつか覚めるもの」
「だから――」
「だから……さよならだね、兄さん」
桜の謎の本質に迫る音姫ルートと違って、結論だけを知ってしまっているのが由夢ルート。
(由夢はどこまで気付いてるんだかよく分かりません)
やっぱり本質に近づけないぶんだけ、音姫ルートにはどうしても見劣りしてしまうなぁ。
音姫とは違った視点で真相に切り込んでいってくれれれば良かったのに、中途半端。
もったいない。実に勿体無い。
由夢というキャラクター自体が「妹キャラ」「ソフトツンデレ」とちょっと流行遅れであり、
いまひとつパッとしない。俺は好きですけど。
ほっちゃんは二期連続でサブヒロインの煮え湯を飲まされてしまっている気がするなぁ……。
義之「俺は、必ず――」
由夢「兄さん!いやああああっ!」
そしてラスト。
由夢の叫びが響く中、画面ホワイトアウト。
そのまま「If…~I wish」に乗せてエンディングへ突入。
もちろんこの時点で救いなし。
由夢シナリオ:評価A-
:
:
オープニングタイトルが夜に。
「da capo」来ました……(ざわ……ざわ……
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