D.C.II S.S.~最終話「巡りくる季節」レビュー
枯れない桜の花が散って、二か月。
初音島にまた、春がやってきた。
よもやの神展開を見せたダ・カーポ2セカンドシーズン最終回。
※以下エリア外視聴のアナログtvkの画像を引用しています
ぎゃあああああ!!!!
恐ぇぇぇええええ!!!!
義之を忘れないための行動と理解できても、やってることはヤンデレのそれ。
まさかこんなのを見せ付けられるとは思わなかったぜ……
由夢×チョコバナナ。
前回のチョコバナナも今回のための伏線に過ぎなかったようです。
そして二期連続、海で一人たたずむほちゃボイスヒロイン。
これはわざとやってるんですか?
嗚呼報われない、報われないなぁ……。
「ここは……義之くんの居ない世界。本当にあるべき、正しい世界」
さくらさんは一体何者なんですか!
いや、出来そこないの魔法使いなのは知ってますけれども、
幽体離脱で自由に飛びまわれるほどまでに進化されたのですか!
さすが初音島の白い悪魔、もはやなんでもありですな!
だからそんなエロスで俺が何度も何度も釣られクマー(ズザザザザザザザザザザザザザザザザ
杉並カッコ良すぎワロタ
「みんなの思いを、願いを……かなえてっ!」
初音島の白い悪魔さくらが放つスターライトブレイカー桜の奇跡。
義之復活はなにがなんでもなさねばならないダ・カーポの宿命とは言え、
問題はその過程。これがグダグダだと本当に安っぽい奇跡になってしまうわけで。
「……義之!」
最初に名前をつぶやくという重大な役割が小恋(その他大勢代表)に与えられました。
そう、それは義之を忘れてしまった者のみがその資格を持つ重要極まりないキーポジション。
おめでとう!おめでとう小恋ちゃん!
って、どんだけ小恋ちゃん猛プッシュなんだよ俺。
最終話、密やかに本校制服仕様になってましたな。
ゲーム版でも場合によってはちらりとお見かけできるようです。
冷静に考えてみると、小恋に限った話、本校に進学してるのって原作とは違う展開ですな。
迂闊でした。
鈍一キターと思ったら一言も台詞ないのかよ!
感動的な場面なのに思わず笑ってしまった。出番があっただけ良しとすべきなのか。
しかし桜を枯らせたり咲かせたり、忙しい人だなぁ。さくらさん。
結局全てはさくらの手の上で踊ってるだけなのかD.C.II。
もともとさくらが蒔いた種(お母さん的な意味で)なんだから、
さくら自身が決着をつけるのはいいとして、
孫娘たちにも忘れ去れてる鈍一はいったい……
「桜内、義之。それがあなたの名前だよ」
「……音姉」
由夢の予知夢を挟んで、桜内義之復活。
音姉の台詞が第8話冒頭のさくらさんのそれをなぞってるのがまた良い。
そしてバックに流れるはCooRieによる最終話エンディングテーマ「雨上がり君のもとへ」
やっぱりダ・カーポのエンディングはCooRieじゃなくっちゃ。
結局特定ヒロインを固定することなく朝倉姉妹(やや音姉寄り)で締め。
もっとグダグダな復活劇を予想していたのでこれならば及第点。
「枯れない桜が巻き起こす究極の奇跡」が蛇足か否かは論ずるまでもなく、
ダ・カーポなのだからこうなるのは想定の範囲内。
文句があるなら足掛け4本目になる本作なんぞとうに切っておけという話で、
一見さんなんぞもちろんお断りのコアなファン層に向けた最高のプレゼント。
第8話「さくらんぼとお兄ちゃん」第12話「記憶の淵」はまさしく神回。
「D.C.S.S.」「D.C.II」と期待を大いに裏切ってきたダ・カーポが
ここまでやってみせるとは思いませんでした。
王道テーマに真正面から挑んで、ここまで描くことができるのは立派なもの。
だかぽはやれば出来る子なんだと信じていました!(誰だ俺
さくらさんがもう戻ってこないと思うとちょっと泣ける。鈍一は知らん
ハッピーエンド……なんですよな?
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