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D.C.II P.S.プレイ日記(6)金髪でもムラサキ

PS2版ダ・カーポ2プラスシチュエーションプレイ日記第6回。
ウェブ拍手コメント頂いております。

> P.S.で隠しヒロインが居るって知ってますか?

「どうやら居るらしい」という認識はあります。
現時点では影も形もないので(まひる・アイシアさえ出てこない)どんなキャラかも知らんのですが、
プレイ日記は全キャラクターやる予定ですので、乞うご期待!

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まゆき「この子はエリカ・ムラサキ。特別留学生として風見学園に転校してきたのね」
 「このエリカ、正真正銘のお姫様なんだって。びっくりだと思わない?」

義之「……お姫様?」
まゆき「うん。東ヨーロッパのとある王室の第一王女」

エリカの「初対面即釘宮シャウト」は共通ルートで必ず通るぽいんだが、
きちんと紹介されるのはエリカシナリオが初めてのような気がする。
いや、他でもあったっけ……?
他のルートをやってるときってその他ヒロインにまるで興味が無いのが困る。

そんなわけで第1部は、義之を相手にしてくれないエリカを、
場所選択のたびにひたすら追いかける選択。
まったく何処のストーキング野郎ですか義之め。


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まゆき「弟くんさ、あたしの弟になっちゃいなよ!もうさ、大歓迎するよ!」
音姫「だ、だめだよ、まゆき。弟くんはあげないんだから!」

まゆきさんの弟なら是非!是非なりたいです!
というわけで次はまゆきさんルートに決定だな。
それにしてもこの2人の私服はなんとも個性的ですな。

エリカ「急に何を言い出すの!? あっ、貴方、バカでしょ? いいえ、バカですわね!」

もっと!もっと言って!
……いつの間にか違う何かに目覚めてしまいそうです(;´Д`)

渉「全校生徒の憧れ、優しく完璧なお姉ちゃん、音姫先輩に弟くんと溺愛され」
「ひそかにファンクラブまで設立されている可憐で清楚な由夢ちゃんには兄さんと慕われ」
「我がクラスが誇る雪村杏、月島小恋、花咲茜の萌えキャラ3人娘とは親密な関係を築き」
「鉄の心を持った堅物いいんちょとの間にも、いつの間にか親密な空気が流れている」
「さらに、男女とも人気を集めている高坂さんとの距離も一気に縮め」
「そしてそして、優雅で気品あふれる金髪の転校生とはお互いに素直な感情をぶつけ合う仲」
「殺されても文句の言えない状況だろ?」

パワーアップしとるwwさすがラブルジョアやりたい放題だなww

エリカ「ちょっと待ちなさい! 何を笑っているのよ!
 ちゃんと説明しなさい……説明しろ!」

義之「なんだ? 一緒に帰るのか?」
エリカ「だ、誰が!! わたしは貴方に、その、説明を求めているのよ!!」
エリカ「このわたしが、わざわざ聞きに来てあげてるんだから、貴方はさっさと答えなさい!」
エリカ「こ、答えるまで……逃がさないんだから」

なんというツンデレのテンプレート!
ベタを承知で釘宮ボイスを投入した意味も伺えようというものですハイ。


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「ぷ、ぷろ? かと?」

やっべ不意に子供仕様釘宮ヴォイスを放つエリカが可愛すぎる。
まさしくツンデレの醍醐味ですな!
そんなこんなで第1部完走。ムービー挟んで第2部へ。

さくら「お兄ちゃん……年末年始はどっか出かけるって言ってなかった?」
音姫「お友達と温泉旅行に行っちゃうそうです……」

その『お友達』ってのは誰なんだよ鈍一ッ!!
またサポート部隊(53年後)とか言うんじゃあるまいなッ!!

まゆき「そんじゃ、出発~!」

生徒会の合宿に拉致される参加する義之。

> 今頃まゆき先輩たちは、仲良くお風呂かな?
> 女子たちだけで、お風呂……。
???「覗きに行かんのか?」

すwwwぎwwwなwwwみwww
露天風呂でお約束ともいえるとらぶるはもちろん完備。
その御姿と釘宮シャウトは君自身の手で確かめて欲しい!(誰

エリカ「ちょっ、い、いいわよ、別に……」
エリカ「こ、このままでいいって言ってるでしょ!」

義之「……我慢は良くないぞ?」
エリカ「い、いいのよ!! このわたしが『いい』って言っているんだから、
 貴方は大人しく従っていればいいのよ!」

義之「さっきから、無茶苦茶だぞ?」
エリカ「う、うるさいうるさいうるさい!

シャナktkr!!
わ ざ と や っ て る だ ろ

エリカ「わたしのことも、名前で呼んでも……いいわよ」
義之「んじゃ……エリカ?」
エリカ「っ!?」
エリカ「え、あ、う……」
エリカ「そのかわり私も……これからは貴方のことを、よ……よし……よし……」

よし……芳乃さくらがなんだって?
いやぁ、ツンデレって正直あんまり好きな部類でもないんだけど、
やっぱりこの緩急差は破壊力絶大ですな。
最初の相手にもされてなかった頃を思えば、なんたる進歩か。
これをひたすら見せられるんだから、参るぜ。しかも釘宮×金髪。

そんなわけで第3部突入。

エリカ「兄さまは、無理やりにでもわたしを母星に連れて帰るつもりなんだわ
 「この星が、わたしに相応しくないって決めつけて……」

母星……?
義之と同じ疑問を抱いてしまったが、よもやの宇宙人設定?
ムラサキって、敢えてヌルーしてたけどやっぱり、あの「紫」なのですかッ!?

義之「エリカは、この星の人間じゃない……とか?」
エリカ「……そうよ」
義之「でも、なんで? なんで地球で、しかも初音島なんだ?」
エリカ「あ、それは簡単よ。この土地を、初音島を選んだ理由は……前例があったから」
エリカ「わたしの本名は、エリカ・フォーカスライト」

義之「じゃ、ムラサキってのは?」
エリカ「以前、ここに来た方がそう名乗っていたからです」

やられたッ……!(夜神月っぽく)
まさか釘宮ツンデレの皮を被ったIの縁者だったとはッ……!
あのシャケおにぎりスキーのピンクのクマがIIで生かされていたとはッ……!


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> ここは初音島にあるテーマパーク、さくらパークだ。

さくらパーク!
あの初代ムラサキと伝説の歌姫白河ことりが熱戦を繰り広げたというさくらパークが
53年もの長い間、健在だったとは……!
あ、でもこれ背景画像とか使いまわしなのかな。それならば納得。

エリカ「義之のバカッ! わ、わたし……帰る!」
義之「……なんなんだ?」
小恋「ヤキモチ妬いてるんだよ。もっとムラサキさんに優しくしてあげてよ」

さくらパークとヤキモチは切っても切れない関係のようですハイ。
むしろプレイヤーの意思どおりに動かない主人公キャラまで同じにしなくてもいいと思うんだけど。
そしてやっぱり噛ませ犬な小恋ちゃん。

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雪月花「え?」「あ」「ふぇ?」

ついに台詞まで3人まとめて処理。便利だなぁ雪月花。
実際には3人別々にちゃんと喋っております。

小恋「月島も頑張るよ! せっかくここまで来たんだもん……最後まで一緒だよ。ね?」

ところでこのシナリオの小恋ちゃんは変わった一人称を使いますね。
一人称『月島』は他でも見たような気がしなくもないですが、
ここまで連発されるのは珍しい。
そもそも小恋シナリオ本編では全然出てないんじゃまいか?
頑張れ小恋ちゃん。

 :

エリカ「わたしだって……義之のこと……好きだもん」

いやぁ、長かった。
なかなか『好き』のワンフレーズが出ないんだもんなぁ。
どうも最初にななか編をやったせいで、なかなかこれが来ないと不安になってくるな。
好きよなんて嘘よ嫌いそれも嘘だわ』なんて歌う人は格が違う。


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エリカ「だから皆さん……協力をお願いしますわ」
杉並「任せろ」
> 敵となるならやっかいだが、味方になるならこれほど頼もしいヤツはいない。

杉 並 の 予 感 !

杉並「なぁ~に、このタイプの非公式新聞部のアジトは、風見学園の地下をはじめ、
 初音島中に全部で52ある」

義之「そもそも……こんなもん、どうやって用意したんだよ?」
杉並「ふふ、そうだな――。歴史の積み重ね、とだけ言っておこうか」

いやぁ、これは長かったけど第3部は特に面白かった。
正直「エリカ」シナリオである必要はないんじゃないかと思うくらいの勢いで杉並大活躍の超展開。
事実上の杉並シナリオと言っても過言ではない。
何処かがおかしい、なにかがおかしいと思いつつも、
真相が語られるまでまったく予想できなかった。
いやホント。一応エリカの王族設定も生かされてるし、素直に上手い。
あぁ、強いて言えば桜の魔法はどうなっちゃったのってな感じですけれども。

エリカ海外じゃないでしょ? わたしのほしに行くのだから、宇宙旅行でしょ?

ダ・カーポついに宇宙進出ですか!!
「さくらのおまもり」がなければ初音島すら出られない義之君は、
初音島どころか地球を飛び出しても大丈夫なのですか!?
宇宙でも桜の魔法は有効なのですかッ!!?
(ネタバレ反転)
いやぁ……だかぽも凄いところまで来たもんだ。

エリカ「義之……ずっとわたしを――フォローしなさい」

うはぁ!ずいぶんと長い伏線を敷いてくれたな!
これは参ったわ。結末まで完璧だ。

 :

さてエリカ編総括。
おおかた釘宮ツンデレキャラクターに頼った展開だろ、程度の認識で、
釘宮ツンデレはだかぽの世界観からは浮いてるんじゃないかと思ったが、
(浮いてるのは確かなんですけれども)
このシナリオは予想のはるか上をいく展開であった。
俺好みのサプライズも満載で大満足。これはただただ嬉しい誤算。
エリカというキャラクター自体の魅力はともかく(ともかくかよ)
釘宮ツンデレというフェイクに引っ掛けた、紫の後継者たるシナリオ、これは参った。
素直に面白かった。
ここまでやられるとは思いませんでした!


エリカシナリオ:評価A(はじめてのA!)


次回予告:「タマ姉たまんねぇ」

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