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なつかしのゲームレビュー「エストポリス伝記」

さて、いまさらドラクエ3プレイ日記なんてものをやってるのを見れば
わかるとおり、私こと鏑木は典型的な懐古厨です。
今回は趣向を変えて過去の名作「エストポリス伝記」を語ってみることにします。

そもそもなんで急にこんな話になったのかということなんですが、

 ↓

今日は典型的週末ニートな一日を送っておりまして。
wikipedia巡りをしてたらいつの間にかエストポリスのファンサイトに辿り着いていた
……という次第。

たぶん自サイトのゲームレビューにも載せていた気もするのだが、
結構前に書いた自分のレビューって読み返すと死にたくなることがあるので、
重複を承知で改めて記しておこうと考えたわけでございます。
どうでも良い前フリでした。

前期(07年1~3月)に放映してたアニメ「京四郎と永遠の空」の最終話感想で
こんなこと述べてます。

> せつなの髪があんなに伸びるほど、長い長い旅の末、転生した空に出会った京四郎。
> これは俺が神ゲーと崇めてる「エストポリス伝記」と同パターンですな。

としれっと書いてあるのだが、なんの反応もなかったところをみると、
「エストポリス伝記」なんて誰も知らんのだろう。

シリーズとしてはSFC版で「1」と「2」が、GB版で外伝が出てます。
GB版はエストポリスを名乗るものの、評判が芳しくなく、
シリーズの外伝的位置づけと見られてるのでここでは省略。
(そもそもその評判の悪さに怖気づいて未プレイ)

 :

以下、wikipediaから無断引用しつつ説明。

> 『エストポリス伝記』(エストポリスでんき)は、
> 1993年6月25日にタイトーから発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲームソフト。

改めて確認してびっくり。
もう14年も前の話じゃないですか。
自他共に認める懐古厨だが、それにしたって古い。
実際は「2」とほぼ同時期に購入していたはずなので2の発売時期以降に
作品に触れてることになります。

> 発売当初から3部作として発表されており本作品はその一作目にあたる。

これがこの作品のすごいところでしてですね。
当初から3部作として銘打ってることが後々に伝説を生むことになります。

システム面はスタンダードなRPG。
ダンジョンはパズル要素が組み込まれていたり、一部ダンジョンが
自動生成タイプ(要するにシレン・トルネコ)だったり、
よく言えば工夫された、悪く言えば「イイトコ取り」な作品。

圧巻なのはストーリーとキャラクター陣。
「1」のオープニングは伝説の英雄マキシム一行が「四狂神」を倒すところから
始まる。この英雄マキシム達の物語が「2」になっており、逆の見方をすれば
「2」のラストダンジョンがそのまま「1」につながっている状態。

自分は「1」から順にプレイしていたので、主人公達の先祖の物語を
実体験できると言う斬新さに感心するとともに、
後日「2」をプレイしたときに「遂にここまで来たか」と感じずにはいられず、
ラストダンジョンに到達しただけでここまで感動した作品は他にない。

> 主人公(デフォルト名無し)
> 神々との戦い“虚空島戦役”において四狂神を討ち果たした英雄マキシムの子孫。

この王道設定がたまらんわけですよ!
デフォルトネームが無い名無し主人公と言うのも時代を感じさせます。

> ルフィア
> 青髪の少女。幼少時に主人公と出会ったときには名前以外のすべての記憶を失っていた。
> 魔力に関して極めて高い資質を持っている。
> 雷・水・空間爆発系の攻撃魔法を得意とし、多彩な補助魔法を扱うことができる。

上2行の説明がこのキャラのすべてを物語ってます。
能力的には回復魔法も持っていた気がしますが。

> アグロス
> ロルベニア軍に所属する緑髪の青年。
> 魔法を一切扱えない完全な武闘派。

「軍に所属する青年」なんですよ。
別に特殊能力があるわけでも、隊長職にあるわけでもない。
ごく普通の人も参加してる。地味にこーゆーところも好きだったり。

> ジュリナ
> ハーフエルフの少女。
> 魔法を得意とし、炎・氷系と回復全般の魔法をこなす。

ドラクエで言えば、ルフィアがバギ系、イオ系、ベホイミまでの回復魔法担当。
ジュリナがメラ系、ヒャド系、ベホマ、ザオリクまで使いこなす賢者タイプ。
同じ魔法担当キャラ間における役割分担がしっかりしてるあたりにも、
この作品のゲームバランスの良さを示してる気がする。

で、当時はルフィアの境遇に衝撃と感動を覚えてすっかりルフィア好きに
なってしまったわけですが(今で言う「萌え」ですな)、
今回たまたま見かけたジュリナのイラストに一発で撃沈。
こんな日記を書くことになったのも間違いなく彼女のせいです。

いやぁ、14年も前のゲームでよくこんなキャラクターを語れますね俺。
驚きですよ。

一方の2は前述したとおり英雄マキシムの物語。
基本的に4人だけで構成されていた1と異なり、パーティキャラもとっかえひっかえ。
1もそうだけど、キャラクターの台詞回しが上手いと言う印象が深い。
今のゲームは3Dとかやたらリアルだったりとか、声がついてるとか、
そんな「ハイハイゆとりゆとり」みたいな演出が多用されているが、
2D画面のドットキャラと台詞回しさえあればRPGは名作になりうるんだぜ?

1でもヒロインを挙げたので2でも「ティア」と言うキャラを紹介。

ティアは主人公マキシムの幼馴染み設定で、ゲーム序盤からマキシムについてくる。
序盤はパーティメンバーも少なく、
マキシムが使える魔法はDQ3の勇者並み(なんてわかりやすい例え)ゆえ、
魔法担当キャラクターとして重宝する。
設定上もマキシムを相当気にしてる設定で、
ベタなヒロイン好きな俺としては結構ツボなわけですよ。

ところがゲーム中盤、魔法戦士セレナが加入したあたりから女の戦いが勃発。
マキシム、セレナ、ティアでパーティが構成されるあたりはなかなか見物。
と言うか、男1、女2(主人公の奪い合い)ってパーティは
RPG数あれど、あんまり見かけない光景じゃね?

結論から申しますと「魔法の人 妻マジカルセレナ」なる異名を後に受ける
セレナとマキシムは結婚と言うハイスピード展開を迎え、ティアは失恋。
以後、ティアはエンディング付近まで一切姿を見せない。
これもなかなかに衝撃的であった。
なにしろ幼馴染みヒロインが途中離脱するなんて想像もしなかったもので。
このときの衝撃に比べればエアリス刺殺→離脱なんて衝撃はたいしたことないです。
(ちょっと大げさ)

そしてこのエストポリス伝記最大の伝説。
3部作と銘打っておきながら第3弾が発売されていない

> 「エストポリス伝記III」は当初1998年年末にプレイステーション用ソフトとして
> リリースされる予定で、タイトルも「エストポリス伝記III ルーインチェイサーズ」と
> 決まっていたが販売会社(中略)が倒産したため、開発は中断される。

実は自分も雑誌で3の記事を見たことがあります。
おそらく映像写真もあったのではないか……。
この事実を知ったのはネット黎明期のころでしょうか。
今でも根強いファンが要る(俺含む)本作、第3弾を望む声は多いようで。
(その代わりに出されたGB版の評判が芳しくないのはなんとも皮肉)
いずれにせよ「エストポリス伝記」はシリーズとしての完結を迎えることなく、
数々の謎と伏線を残したまま現在に至るわけです。

知名度は低いが、コアなファンから名作の呼び声が高いこの作品、
今ならDSあたりに「1」と「2」を移植してあわせて「3」も出して頂けないものか。
DSなら2DRPGでも違和感ないし、「1」「2」のクオリティは今でも十分通用する。
それでも望み薄かなぁ。

以上、懐古厨の妄言でした。

Dsc00339

GBC版「エストポリス伝記~よみがえる伝説」
評判の悪さに恐れをなした結果、積みゲー化している……

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コメント

やはり昔のゲームは『如何に限られた容量でゲームを作るか』な、感じだったので(特に音楽)、大概の名作、影の名作はとてつもないクオリティでした。クロノトリガーや天地創造等、今となっては「良い意味でとんでもない作品だったんだなあ」と思う次第でございます。

昔のゲームの面白さ、楽しさを越えるゲームはそうそう無いっすよ。

投稿: と、言いつつペルソナ3等にはまった愚かなシール | 2007.06.10 22:36

>シール様
まったく同感です。

SFC末期のゲームは軒並みレベル高かったですね。クロノトリガーなんかは最たるものでしょう。
世間的には評価が高いFF7あたり、自分的には微妙だったりします。容量を使えるだけ使えるようになって方向性が変わってしまったと言うか。
そうしてみますとPS版のファンタジアはSFC版を上手く発展消化してくれたものです。
FFは4、ドラクエは5、テイルズはファンタジア!

FFのベタ移植は目を覆うばかりですが…

投稿: リメイク厨鏑木 | 2007.06.10 23:16

私もエストポリス大好きです。
レビュー楽しく読ませていただきました。
ところで、ジュリナのイラストってどれのことですか?
私もジュリナが好きなので是非教えていただきたいです。

投稿: けあ | 2007.06.15 01:59

>けあ様
はじめまして。鏑木と申します。

エストポリスをご存知の方の来訪、嬉しいかぎりです。
ご質問の件ですが、自分もネットサーフィン中に偶然見かけたのでURL等分からなかったりします……。ご期待に沿えず申し訳ないです。

懐古レビューは折を見てやりますので、今後ともよしなに。

投稿: 鏑木 | 2007.06.16 21:47

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